たったひとこと

今日は教室で指導対局。年配の方が中心だが、たった一言のアドバイスでとても強くなられることがある。
最初は飛車落ちでもなかなか勝てなかったHさん。指導棋士の方の「まず銀冠に組み、じっくり攻めるべし」

という一言で、別人のように強くなり、今では手合いは角落ち。
飛車落ちと角落ちはかなり差がある。四苦八苦のHさん。そんなHさんが今日もらったアドバイスは、「上手の棒金を遊ばせるべし」。
私との一局。▲37角と角を転換し、▲56歩から動いたのが好着想。上手の私(本当に上手か?)は仕方なく△51飛とまわるが、△84金の棒金が完全に取り残されることに。

たったひとこと

私は必死の思いで金を中央に呼び戻し、△65金を見せるが、「金を相手にしない」意志の固いHさんは強く▲64歩と歩を突き出す。

たったひとこと

△65金▲59飛△68金で両取りはかかるものの、▲39飛△67金で2枚の金が見事に遊び駒...。

たったひとこと
ほどなくしてHさんのと金攻めの前に駒を投ずることに。

普段、勝てずにいたHさんは、終局後、「何が良かったんですか?」と首をかしげてらっしゃる。完敗の上手は即答。「全部良かったです!」
私もうまいアドバイスができるようになれればなあ。