雨濯

雨濯

暦のどこにいるのかな?

梅雨だろうけど梅雨じゃない、これは本当に梅雨なのだろうか...

幼少期を過ごした場所が季節感を作るなら、私が過ごした梅雨は毎日雨が降りしきっていた。

梅雨が来ると、半月は雨が降っていた気がする。

京都に来て初めての梅雨は、確かに雨は多かったけれど梅雨とは認識出来なくて、大阪で迎えつつある2度目の梅雨もなんだかピンとこない。

6月に降る雨濯(うたく)と呼ぶのだそう。新緑の5月が駆け抜けて、夏本番を前に季節の下ごしらえをするかの如く降りしきる雨が、宮崎では豪雨で大阪だと小雨。

雨音が夏の呼び声なのだとしたら、巡る季節を呼びあってめくるめく四季を怒濤の勢いで回してしまいたいと思う。

この文章はボーダーの向こう側にあるのが分かる、けれどもこっち側には引っ張っては来れなかったので今回はこの位で。

前回に引き続きブログテーマリクエスト回、「じめじめ」「雨」「都城」をモチーフに書きました。

写真はいつぞやの鴨川近く。

山口絵美菜