良いお年を

良いお年を

今年も大変お世話になりました。

2017年はどんな一年でしたか?

私は迷いながら走るような一年でした。

将棋については、一年を区切りに振り返り難いのですが、続けるということにおいて必要な時間を、納得を、得るための苦労が多かったです。

ひっくるめて振り返ると、3月に大学を卒業してから、春はノート講座や女性将棋教室、夏はチャンク式やニコ生、AbemaTV、秋は通天閣将棋祭りなど実行委員会や司会のお仕事、冬は女流棋士の知と美、などなどたくさんの新しいことに取り組む機会を頂きました。一年を通して将棋界についてのコラムもたくさん書きました。

これまでと比べて、今年は「伝える」ことに心を乗せた年だったように思います。

言葉数の多さに、思わぬ受け取り方をされることもありましたが、これまでも、これからも、目の前の将棋や取り巻く何かを伝えたくてお話するのであって、私自身に心を向けて頂こうとたくさんお話している訳では無いことが言外に感じていただけるように心がけたいです。



「道に迷うことは、道を知ることだ」というアフリカのことわざがあると聞きました。

目的地は一つとは限りません。だから、どの道が正しいとも分かりません。先々を考えすぎて立ち止まるよりは、歩いてみたい道で迷うことのも良いかと思います。

来年も迷いつつ、走りつつ、全部楽しくやっつけて行きます。

長くなってしまいましたが、最後に一つだけ。

今年の私は、今年お逢いした方々に沢山の力を頂きました。直接お逢いできた方々、見ていただいた方々、文章を読んで頂いてる方々。ありがとうございます。

どれくらいお返しできているのか分かりませんが、これからも未熟者ながらに生きて参りますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。

来年が皆様にとって良い一年になりますように。

2017年12月31日
女流棋士 山口絵美菜