million films

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昔から週末の夜は家族で洋画を見ていた。

邦画を見るようになったのは大学からで

それまでは、ジュマンジだったり、アンドリューだったり、バックトゥーザフューチャーだったり、色々見ていた。ホームアローンは4まで見た。

あまり言葉を知らない時に見たから、心に直接入り込んだような作品は、引き出しのようにしまい込んでいて、

心に刻まれたシーンが、ちょうどいいときに飛び出してくる時がある。

最近、よく思い出すのは『天使にラブソングを2』

昔の仲間からの頼みを断りきれなかった歌手が、高校の荒れた音楽コースの生徒達と音楽を通してぶつかっていく話。

音楽が大好きで、歌手になりたいのに、それを親に言い出せないがゆえに音楽も嫌いな振りをする女子生徒。

彼女に対して、主人公が「あなたが朝起きた時、歌いたいと思うなら、あなたは歌手になることができる」と伝えた場面が、なぜだかよく思い出される。

それを見たのは中学生の頃で、「朝起きたら将棋が指したいと思えば、プロになれるんだ!」と思い、朝起きたら意識的に「将棋指したい!」とおもうようにしたし

高校の時は将棋をする時間が取れなくなったから、せめてものお願いで、枕元に駒袋を置いて、朝起きた時とりあえずそれに手を突っ込んだりしてた。1日の初めに触れたものが将棋であることが慰めだった。

今は、朝起きた時に「したい」と思うこと、の意味の受け取り方がだいぶ変わったのだけれども

朝起きたら、何をしたいのか、これから、

山口絵美菜