雨読

雨読

雨の日は外に出たくない。

気の利いた雨靴の一足もあれば、お気に入りの傘でもあれば違うのだろうけれど、もともと雨は得意じゃない。

晴れた日は畑を耕し、雨の日は本を読む。

言葉を額面通りに受け取る訳では無いけれど、雨の日には本が似合うんじゃないかな、と思う。

少し前にミシマ社さんのサポーターになったので、新刊は全て送られてくる。

最近だと手売りブックスの『きんじょ』(いしいしんじ著)や『究極の文字を求めて』(松樟太郎著)など。パキッとした黄色の装丁はあったかい雰囲気がして、一文字一文字丁寧に読みたくなる。

『食器と食パンとペン』(安福望著)は色んな方の短歌を解釈して、優しいタッチの絵を描くというもの。ほっこりします。

家で過ごしたい日でも、ためにためた積読が心強いお供。紅茶を入れて、一息つこうと思います。

山口絵美菜