無芯。

無芯。

なくしようもないものをなくしてしまったとき、割と困る。

最近になってなくしものがおおくて、気付いたらないのでさよならくらい言っておけ!と変な気持ちになるけれど、割と困る。

たとえばペンの蓋。

蓋だけあって、本体をなくしてしまった時に、インクのペンだったからとても心配した。

(なぜか蓋なしでペン立てにあり、ペン立ての底が真っ黒に染まっていた)

ドライヤーの先のところとか、冷蔵庫についてるバー(牛乳を倒れないように支えてくれるやつ)とか、それだけで売ってないようなものを無くしたり、壊したりすると困る。

どうしてなくしてしまったのか、全く見当がつかないのだけれど、トイレットペーパーホルダーの、芯をなくしてしまって数日経つ。

気づいたらなかった。誰も来てない(はず)のに。

探しても見つからないので、そんな時は母の教え「無くし物は役目を終えて旅立った」説を推そうと思うけれど、今回ばかりは絶対役目を果たしきっていない自信がある。

私は待っています。早く帰ってきてください、芯。

山口絵美菜