螺旋の書

螺旋の書

久しぶりに早起きをしたら、夕方には体内時計が先に日没を迎えてしまった。

最近、「なんでも書いていい」という原稿案件に向き合っていて、なんでも書いていいとなると自由すぎて思考があっちゃこっちゃ踊るうちに時間が過ぎる。

かと言ってありきたりなことは書き続けるのが苦しくなるし、気をてらいすぎればテンションを保つのが大変なのだろうな。

水が高いところから低い所へと、テーマという地形に沿うように自然に落ちていく文章が好きだ。無理なく、力まず、自然のままにさらさらと流れていく、ただ「今」しかない読書体験。

そんな文章が書きたいけれど、そう思った途端なんだかよくが滲んでしまうので、どのジャンルでも無欲が肝心なのかもしれない、桃源郷に似ている。

個人的には「書くこと」について書くことは、季節が巡ってくるように定期的にしているから、それをつらつらと書くのもいいかもしれない。

写真はお気に入りの電灯です。

山口絵美菜