富壱出版記念展

「竹部さんて、日本語ラップ好きなんですって?」

はい!聴くの大好きです!と、お答えすると素敵なお誘いが。

グラフィックアーティストのtomi-e(トミーイー)さんの画集出版記念展に、お邪魔しました。

ご紹介頂いたトミーさん、昔はアンダーグラウンドで派手に遊ぶイケメンだったのだろうなと、想像に難くない悪の匂いが仄かに...いや、かなり漂う肉食ダンディーさんでした。

ウィキペディアで来歴を見ると羽生先生と同じ、八王子出身!ワクワクしますね(笑)

15歳で単身渡米、グラフィックアートの修行とあります。
グラフィックアートとは、平面上に図像を表す全ての技術、全ての平面的な視覚芸術のこと。

帰国後は、様々な企業のポスターやロゴ、アーティストさんのジャケット等をデザインされています。
1998年のJRA(日本中央競馬会)でもトミーさんがお仕事した広告があるみたいです。

早速、近所の酒屋さんでクエルボのテキーラを買って「お好きなんですよね!」と一言添えて、差し入れです。

トミーさん「えっ!?ありがとうございます~!」

グッジョブ! ウィキ(笑)

私のイメージでは、ちょいとやんちゃな少年が、シャッター街や古い壁にポップな絵をスプレーで落書きっ♪だったのですが、写真のように繊細で艶やか女性の絵が殆どでした。

思っていたのと、だいぶ、趣が違います。

色気はあるけれど、品の良い女性の仕草だったり、太陽のようなおおらかな女性の明るさだったり、どれも素敵な作品でした。

今回は浮き世絵のような艶をテーマに、創作されたのだそうです。

「和紙だからね!スプレーを吸ってこういう優しい線が出るんですよ。モデルは女性だから...髪やまつ毛の質感に気を使いました。こういう動きは男には出せないでしょ?」

トミーさんの説明を聞きながら、一つ一つの絵を時間をかけて眺めていると、また違った感動があります。

お客様の中にはラッパーの方も多数いらっしゃり、私はミーハーなので、LUNAさん(ヒップホップミュージシャン・Mr.マリックさんの娘さんです)とも、一枚いいですか!?と、パチリ。
LUNAさん、バラエティーの生放送に向かう前の、ホッとしたいであろう時間に、ファンサービスしてくださいました。「これ、あたしです!」掛けてある絵を指差したLUNAさん。
特徴を捉えた作品は、観るものの心を明るくしてくれるような、そんな作品でした。

色々な方とお話させて頂いて、ラッパーでありながら政治家という異色の肩書きのDELIさんも、とても気さくな方でした。

昔はやんちゃだったオーラが凄いです(๑˃̵ᴗ˂̵)

「持て余したエネルギーを持つ子供達に、そういう感情や情熱を、不信や悪意で使うのでなく、歌だったり絵だったり、自分の何か打ち込めるものにぶつけると、いいものが生まれる。そういう方法もあるよって、伝えてあげるのが俺らの役目って思っていて...。」

大人になりきれない大人達の、傷だらけのメッセージは、壁にぶつかった悩める子供達の救いになるだろうな...。

本当に迷った時に、自分の枠を外すと見えてくるものが転がっていたりことがあります。


雨の中、傘をくるくる回しながら暖かい気持ちでギャラリーをあとにしました。

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