加古川・九州豪雨チャリティーイベント開催レポート

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兵庫県加古川市で「九州北部豪雨チャリティーイベント」が8月15日に行われました。

棋士会副会長の久保利明王将、畠山鎮七段を筆頭に、女流棋士会、西遊棋が入っての企画でした。急な日程だったにもかかわらず、17名の棋士、女流棋士が集まりました。

前日に畠山七段、糸谷八段、船江六段、私で集合して設営へ。加古川ウェルネス協会の方々に多大なご尽力頂き、当日の大まかな流れの確認などを行いました。

当日は150名近い方々にお越し頂きました。3分の1は女性でした。なかにはイベントデビューの方もいらして下さったそうで、とても嬉しかったです!

kyushugou_ch_event02.jpg出演者は、菅井竜也王位(当時七段)、井上慶太九段、糸谷哲郎八段、稲葉陽八段、畠山鎮七段、杉本昌隆七段、豊川孝弘七段、斎藤慎太郎七段、村田智弘六段、船江恒平六段、都成竜馬四段。そして女流棋士が村田智穂女流二段、北村桂香女流初段、石本さくら女流初段、里見咲紀女流初段、山口絵美菜女流1級、藤井奈々女流3級でした。

当日を迎え、最初は畠山七段の挨拶、黙祷から始まりました。

そして「師弟逆転将棋」。井上九段と畠山七段の対局を、井上門下の稲葉八段と船江六段、そして畠山門下の斎藤七段が解説するというものです。

畠山七段の発案で、イベントでは初めての試みかもしれません。

「うーん、この手は......」なんて師匠には言いづらいですが、しっかり話していました。(笑)

対局が早く終わり、すると師匠達が「さっきは色々と言ってくれたな!」。ということで、弟子が対局、師匠が解説という流れに。

井上九段「お!斎藤七段、振り飛車したで。さっき俺がしたから、参考にしたんちゃうかな」

畠山七段「これが振り飛車だ!って言いたいのかもしれませんよ」

など、お二人の掛け合いでお腹が痛かったです。

九州トークショーでは、豊川七段に都成四段が、「お願いがあるのです......。僕の名前を使って、ダジャレを使って頂きたいです!使いやすいと思うので!」

とまさかのリクエストがありました(笑)

kyushugou_ch_event03.jpg目隠しペア将棋では、男性棋士が目隠しをして、女流棋士は目隠し無しという内容。
糸谷八段と斎藤七段が目の絵がついているアイマスクをつけたところで、すでに盛り上がりを見せていました。

トークショーでは、第一部、井上門下(菅井王位、稲葉八段、船江六段)3人でのおしゃべり。菅井王位はまだ王位戦に挑戦中でした。タイトル戦のことなど、貴重な話でした。

第二部は会場の加古川市が東播磨地区ということで、地元の井上九段(加古川市)、村田六段、私(高砂市)でのトークショー。

兄の結婚話など。普段よりよく話す兄を見て、

井上九段「こんな喋るおにいちゃん初めてみたわー!」

何故か私が恥ずかしかったです。

メーンイベントは、稲葉八段と菅井王位の特選対局。イベント時は菅井七段でしたが、独創な指し方でファンを魅了し、稲葉八段に勝利されていました。

菅井王位は次の日に東京で対局だったのですが、チャリティーなので、ぜひ協力したい!ということで、最後までご出演くださいました。

その半月後、王位を奪取され、今回のレポートでは、王位で書かせて頂きました。

オークションでは、藤井聡太四段の直筆サイン入りTシャツなど、7点が出品されました。他にサイン会、写真撮影会などを行いました。

最後は井上九段のお言葉で、閉会しました。

イベントでの経費を差し引いた収益金102万1026円は後日、神戸新聞厚生事業団に寄託されたそうです。

お越し頂き、チャリティーイベントに参加してくださった皆様、そして、加古川ウェルネス協会の皆様、ご協力頂いた関係各位の皆様に厚く御礼申し上げます。

女流二段 村田智穂